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2012年1月 8日 (日)

正月の伝統行事「三九郎」

安曇野、松本地方ではこの連休から来週末頃にかけて
地域の伝統行事である「三九郎」が各地で行われています。

「三九郎」いわゆる「どんど焼き」のことですが、
安曇野を含む松本平界隈では古くから「三九郎」の名前で呼ばれています。
名前の由来は諸説在るようですが、これといった定説は固まっていません。
(人名説、人形名説、三つの苦労説などなど)
全国的にはほかにも「左義長」とか様々な名で呼ばれているようですね。

さて、安曇野の三九郎は昨日と今日がピーク。
各家庭や職場などの正月飾りを集めて昼間のうちに櫓を飾り上げます。
201201081(背景の常念岳とのコラボがいいです)

三九郎は昔の小さな村の単位で行われる行事なので
松本市内ではおよそ450前後の櫓が組まれているらしく、
安曇野でもたぶん100箇所前後で実施されていると思います。

地域の人たちが集まり、定刻(夕暮れ時が多いです)になると点火。
一緒にされた乾燥した稲藁のおかげで瞬く間に激しく燃え盛り、
寒さに冷たくなった頬を暖めてくれます。
201201082(点火)

201201083(あっという間に燃え盛る)

201201084(しばしみんな遠巻きに様子見)

201201085(常念岳も炎に揺らいでいます)

「三九郎」は厄払いの行事として一年の無病息災を願う心で行われ、
また正月に降臨した神様を送り出す神送りの行事という見方もあるようです。

いづれにしても、この「三九郎」は子供中心の行事で
正月飾り集めも近所の子供たちが分担して各家庭を巡って回収し、
それぞれ繭玉を作ってやなぎの木の枝に差して持参します。
そして火の勢いが衰えたところで繭玉を残り火にかざし、
温めた繭玉をほうばって一年の健康を祈るのです。
201201086(子供のお楽しみ、繭玉)

201201087(カラフルな繭玉。マシュマロなんかも)

どんど焼きそのものは全国的な小正月の伝統行事ですが、
その内容は名称同様に地域によって趣向が変わるようです。

安曇野の三九郎は北アルプスの美しい山並みを背景にした
田園風景のなかで行われる素敵なお祭りです。
伝統行事が盛りだくさんの冬の安曇野もいいですよ。

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